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最高額は誰だ! 22/23冬の移籍金ランキング1~10位。プレミアリーグ勢以外に入ったのは?

シリーズ:移籍金ランキング text by photo by Getty Images

7位:ビティーニャ(マルセイユ/U-21ポルトガル代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2000年3月15日
前所属:ブラガ(ポルトガル)
移籍金:3200万ユーロ(約38.4億円)
今季リーグ成績:17試合7得点3アシスト(ポルトガルリーグ)

 近年、あまり移籍市場に大金を投じてこなかったマルセイユがクラブレコードの3200万ユーロ(約38.4億円)で獲得したのが、ポルトガルの22歳のストライカー、ビティーニャだ。多くの資金が流れるプレミアリーグのクラブがトップ10を独占する中、唯一プレミアリーグ以外でランクインしたのがこの移籍である。

 身長は183cmと大柄ではないが、縦パスを足元の技術の高さで収め、そこからワンタッチで叩くことも、巧みなボールコントロールで前に持ち出してドリブルで仕掛けることも可能だ。シュート技術も高く、今季はリーグ戦で9ゴール、公式戦では13ゴールと得点を量産している。

 マルセイユは昨夏にアルカディウシュ・ミリク、今冬にバンバ・ディエングを放出したことでトップチームにオーソドックスなストライカーがおらず、今季は34歳のアレクシス・サンチェスがフィニッシャーとしての役割を担ってきた。彼とのポジション争い、そしてマルセイユのエース候補としてチームに迎えられた。移籍金の高さがその期待値を表している。

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