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最高額は誰だ! 22/23冬の移籍金ランキング1~10位。プレミアリーグ勢以外に入ったのは?

シリーズ:移籍金ランキング text by photo by Getty Images

9位:ジョルジニオ・ルター(リーズ・ユナイテッド/U-21フランス代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2002年4月20日
前所属:ホッフェンハイム(ドイツ)
移籍金:2800万ユーロ(約33.6億円)
今季リーグ成績:15試合2得点2アシスト(ブンデスリーガ)

 昨年2月にリーズ・ユナイテッドはジェシー・マーシュを新監督に招聘したが、彼の下ではイマイチ調子が上がっていない。今季は開幕ダッシュにこそ成功したが、プレミアリーグではカタールワールドカップ明け以降の6試合で未勝利と残留争いを強いられている。

 この苦しい状況でクラブレコードの2800万ユーロ(約33.6億円)の移籍金で獲得したのが、20歳の新星ジョルジニオ・ルターだ。昨季ブンデスリーガで8得点4アシストを記録したこの若武者は、ホッフェンハイムの先輩であるロベルト・フィルミーノを尊敬しており、彼のように前線でのコンビネーションと状況判断に優れた選手だ。

 それでいて鋭い縦への抜け出しなどスピードにも優れた選手で、本来はチームのエースとして期待されながらも負傷離脱を繰り返しているパトリック・バンフォードの代役としては十分な存在だ。その一方でリーズは攻撃陣よりも守備陣への不安が大きく、クラブレコードを支払ってまでルターを獲得したことに対して一部のサポーターは疑問を持っているようだ。

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