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最高額は誰だ! 22/23冬の移籍金ランキング1~10位。プレミアリーグ勢以外に入ったのは?

シリーズ:移籍金ランキング text by photo by Getty Images

6位:ノニ・マドゥエケ(チェルシー/U-21イングランド代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:2002年3月10日
前所属:PSV(オランダ)
移籍金:3500万ユーロ(約42億円)
今季リーグ成績:5試合1得点0アシスト(エールディビジ)

 今冬の主役となったチェルシーが新たに獲得した右ウイングがノニ・マドゥエケだ。オランダのPSVから3500万ユーロ(約42億円)の移籍金で引き抜いている。

 元々はクリスタル・パレスとトッテナムのアカデミーに所属していた選手で、16歳の時にPSVに加入した珍しいキャリアを歩んでいる。左利きの選手だが、カットインだけでなく縦にも仕掛けられる選手で、縦突破から逆足の右足でもクロスを上げられるため、相手からすると読みにくいタイプのウイングだ。

 出場さえすれば活躍が期待できる選手だが、最大のネックは負傷離脱があまりにも多いことだ。過去にフル稼働できたシーズンはなく、リーグ戦で24試合に出場した2020/21シーズンからは年々プレータイムを減らしている。今季は足首の負傷の影響でわずか5試合の出場に留まっており、怪我人が多発するなどメディカル部門に不安を抱える現在のチェルシーで主力に定着できるかどうかは未知数だ。

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