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Jリーグ総合評価ランキング【浦和レッズ】新監督の下で変わる? タイトル争いに加われるか

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浦和レッズ

 例年よりも長いオフを経て、明治安田生命J1リーグは2月17日に開幕を迎える。オフの間に去る選手もいれば、新たに加入した選手もいるが、各クラブはどのように変化したのだろうか。1月下旬に掲載した「補強評価」では全18クラブの昨季からの変化を5段階(A~E)で格付けしたが、今回は戦力を総合的に比較して5段階で格付けする。


昨季順位:9位
総合評価:C


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 9位で終わった昨季限りでリカルド・ロドリゲス監督と袂を分かち、浦和レッズはマチェイ・スコルジャ監督を招へいした。そのせいもあってかオフの動きは遅く、年が明けてからキャスパー・ユンカーの期限付き移籍やマリウス・ホイブラーテンの加入が発表された。キャンプに参加していなかった岩波拓也は海外移籍が実現せずにチームに合流し、1月30日には松尾佑介のベルギー移籍が決まった。この動きが序盤戦にどう影響するかは分からない。

 攻撃陣を見ると、ユンカーと江坂任が抜けて興梠慎三が戻り、髙橋利樹が加わった。松尾の抜けた穴は小さくないが、ダヴィド・モーベルク、アレックス・シャルク、ブライアン・リンセンら実績のある外国人も含めて枚数は揃っている。あとは新指揮官がどう戦力を融合していくかがカギとなりそうだ。

 岩尾憲が今季から完全移籍となり、中盤は昨季と同じ顔ぶれが並ぶ。最終ラインにはホイブラーテンと京都サンガから復帰した荻原拓也が加わり、より激しい競争が繰り広げられることになりそうだ。荻原の復帰により明本考浩をより攻撃的なポジションで使うこともでき、起用の幅は広がりそうだ。

 スコルジャ新監督は攻撃的なスタイルの構築を目指す。母国リーグを4度制したポーランド人指揮官が、ハイプレスとポゼッションを基調としてゲームを支配するサッカーを浸透させることができれば、優勝争いにも十分に食い込める地力は持っているはずだ。

【了】

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