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Jリーグ 1年前

2023年Jリーグ戦力値ランキング10~18位。J1全18クラブの陣容を分析。残留争いは…

シリーズ:Jリーグ戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

11位:柏レイソル


監督:ネルシーニョ
2022順位:7位(43得点44失点)
2022成績:勝ち点47(13勝8分13敗)
戦力値:74(攻撃20、守備17、選手層18、勝負強さ19)

 昨オフは大幅にメンバーが入れ替わった中で、最終ラインに人数をかけた守備と個人能力を活かしたカウンターに最適解を見出した。一時は2位に浮上するなど、上位を争っていたが、終盤戦で失速して7位でシーズンを終えた。オフには高橋祐治ら最終ラインがごっそり抜け、プレシーズンでは4バックの浸透を図っている。

 人数で見れば昨季ほどではないが、主力の移籍という意味では昨季同様に大きく入れ替わった。再編された最終ラインにはジエゴ、立田悠悟、片山瑛一が、中盤には高嶺朋樹、山田康太、仙頭啓矢が加わった。いずれもスタメンを張れる実力者ではあるが、ちばぎんカップを見る限り、連係面の不安をどれだけ早期に改善できるかが重要になりそうだ。

 フロートや山田、仙頭の加入により、マテウス・サヴィオに依存しない攻撃陣を作り上げることができそうだが、やや層が薄い最終ラインが不安材料に。ただ、長いシーズンを戦う中で最適なバランスを見つけることができれば、昨季以上の結果を残せるポテンシャルもあるチームだ。

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