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Jリーグ 1年前

2023年Jリーグ戦力値ランキング10~18位。J1全18クラブの陣容を分析。残留争いは…

シリーズ:Jリーグ戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

15位:北海道コンサドーレ札幌


監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ
2022順位:10位(45得点/55失点)
2022成績:勝ち点45(11勝12分11敗)
戦力値:67(攻撃18、守備14、選手層19、勝負強さ16)

 前置きとして強調しておきたいのは、これは順位予想ではなく、戦力を便宜的に4項目に分類して数値化したランキングであるということだ。あくまで残留争いが想定される戦力ではないことは確かだが、昨季中盤の戦いを見るとその危険性がないとも言い切れない。

 目下の課題は守備の整備で、J1初挑戦となる馬場晴也にかかる期待は大きい。深井一希と駒井善成のリハビリが続く中で、小林祐希の加入は頼もしい限りだ。とはいえ、最終ラインと中盤を支えた高嶺朋樹が抜け、興梠慎三とガブリエル・シャビエルが抜けたことを考えると、既存戦力の底上げが必須だ。

 中島大嘉、西野奨太ら有望な若手もおり、守備陣には経験豊富な西大伍や宮澤裕樹らが控えており、既存戦力のレベルは決して低くはない。小柏剛の復活や2年目のキム・ゴンヒの適応にも期待は持てる。しかし、昨季から怪我人も多い点はウィークポイントとして映るため、全体的にはやや低めの評価となってしまった。

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