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後悔と分析。湘南ベルマーレの若きMFが活躍する理由とは? 「夢中でやっている」20歳の胸中

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



好調・湘南ベルマーレを牽引する20歳

 明治安田生命J1リーグ第3節、川崎フロンターレ対湘南ベルマーレが4日に行われ、1-1の引き分けに終わった。開幕から3試合で無敗を継続している湘南はリーグトップタイの8得点をマーク。その中ですでに2得点を挙げている平岡大陽の活躍から目が離せない。



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 昨年、川﨑から2勝を挙げて手応えを掴んでいる湘南は、この日も立ち上がりから積極的なプレスで川崎から自由を奪った。川崎の山根視来も試合後に「(湘南は)それ(プレッシングの強度)が特徴のチームだったので、それで負けちゃいけなかった」と振り返っている。

 試合は0-0で後半に突入すると、64分に湘南が先制する。アンカーの永木亮太が右サイドから左足でクロスを挙げると、ファーサイドにいた平岡が正確なトラップから右足を振り抜いてゴールネットを揺らした。

「(ゴールシーンは)忘れました。本当に試合中のことを覚えてないんですよ。夢中でやっている感じで、いいのか悪いのか分からない」

 右サイドからのクロスに対し、左インサイドハーフの平岡がペナルティーエリア内で待っていた。開幕節のゴールも小野瀬康介のクロスをゴール前で平岡がトラップして決めている。「逆サイド(に入っていく動き)は意識していて、そこは絶対になくしちゃいけないなと。今日も逆サイドにいったときに中で準備していた」と平岡は振り返った。

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