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今こそ選ぶべき! サッカー日本代表に推薦したい海外組5人。欧州で結果を残す“旬”な男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:川辺駿(グラスホッパー/スイス)


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年9月8日(27歳)
22/23リーグ戦成績:22試合8得点5アシスト
日本代表通算成績:4試合1得点1アシスト

 サンフレッチェ広島とジュビロ磐田で活躍した川辺駿は、日本代表でプレーした経験を持っている。2021年3月に行われた韓国代表との親善試合で途中出場を果たしデビューすると、同年6月のFIFAワールドカップカタール2022・アジア2次予選のタジキスタン代表戦で代表初スタメンを飾り、いきなりゴールも記録した。

 そのタジキスタン代表戦の8日後に行われたW杯・アジア2次予選のキルギス代表戦を最後に日本代表から離れている川辺だが、現在所属するスイスのグラスホッパーでは声がかかっても不思議ではないほどの活躍を披露している。今季リーグ戦ではここまで22試合に出場しており、中盤の選手ながらチームトップとなる8得点をマーク。5アシストもチーム内ナンバーワンの数字で、1シーズンにおけるキャリアハイ(それまでの最多は昨季の7得点3アシスト)を更新中である。グラスホッパーが中位であることを考えても、奮闘していると言えるだろう。

 Jリーグ時代から縦への推進力は光っていたが、上記の数字が物語っている通りスイスでは得点力が開花し、より恐ろしいMFへと変貌を遂げた。また、ダブルボランチの一角やインサイドハーフ、トップ下、左右両サイドと幅広いポジションで結果を残しているのも魅力。4-2-3-1、4-3-3、3バックなど、様々に形を変えてきた森保ジャパンにおいても、その柔軟性は貴重なものとなるはずだ。

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