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今こそ選ぶべき! サッカー日本代表に推薦したい海外組5人。欧州で結果を残す“旬”な男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:旗手怜央(セルティック/スコットランド)


【写真:Getty Images】


生年月日:1997年11月21日(25歳)
22/23リーグ戦成績:26試合5得点7アシスト
日本代表通算成績:1試合0得点0アシスト

 横浜F・マリノスを15年ぶり4度目のJ1制覇に導いたアンジェ・ポステコグルー監督率いるセルティックには、多くの日本人選手が在籍している。そこでゴールを量産している古橋亨梧と共に欠かせないピースとなっているのが、2年目のシーズンを過ごしている旗手怜央だ。

 サイドバックからウィングなど、川崎フロンターレ時代から幅広いポジションをこなしてきた旗手だが、セルティックではインサイドハーフが主戦場。守備強度に関してはまだまだ改善の余地があるものの、相手を剥がす上手さや縦への推進力、そしてパンチ力のあるシュートなどは際立っており、中盤のクオリティーを高めている。セルティックでは継続して好パフォーマンスを披露しているが、とくにFIFAワールドカップカタール2022終了後の活躍は目を見張るものがあり、2月には古橋らを抑えてリーグ月間MVPにも選出されている。

 旗手はこれまでも高く評価されてきた選手だが、日本代表での存在感はまだまだ。昨年3月のカタールW杯・アジア最終予選のベトナム代表戦でデビューを飾ったが、W杯前最後の強化試合ではメンバー入りしながらも出番がなく、結局本大会メンバーからも外れた。しかし、次のW杯に向けたチームの中心になれるだけの実力はあるだろう。第2次森保ジャパンの初陣にぜひ呼びたい。

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