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ブレイク中の日本人は誰だ!? 市場価値アップ額ランキング1~10位。三笘薫、久保建英の順位は

シリーズ:日本人市場価値アップ額ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

8位:中村敬斗(LASKリンツ/オーストリア)


【写真:Getty Images】


生年月日:2000年7月28日(22歳)
市場価値アップ額:350万ユーロ(4.9億円)
現在の市場価値:500万ユーロ(約7億円)
22/23リーグ戦成績:21試合11得点6アシスト

 3月に日本代表に初招集されたウインガー、中村敬斗はオーストリアで自らを磨いている。

 ガンバ大阪出身の中村は、シント=トロイデンなどへの3度のローン移籍を経て、2021年8月にオーストリアのLASKリンツに完全移籍。昨シーズンの後半から徐々に出場機会を増やしていくと、今季ついに才能が開花した。リーグ戦は1試合を除き全て先発し、11ゴール4アシストはいずれもチームトップの数字で、攻撃を牽引している。ドリブルで相手を十分に引きつけられる技術を持ち、カットインからの右足シュートに加え、それを囮として左足のシュートも高い精度を誇る。

 リーグ有数のパフォーマンスが評価され、中村の市場価値は昨シーズン終了時の150万ユーロ(約2.1億円)から、現在は500万ユーロ(約7億円)に上昇し、1年足らずで3倍以上になっている。伸び盛りのドリブラーは今夏の移籍市場でも注目を集めるであろう。

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