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横浜F・マリノス角田涼太朗の理想「世界と戦うにはまだ足りない」。横浜ダービーでは小川航基を「自由にやらせない」

シリーズ:コラム text by 加藤健一 photo by Getty Images

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 横浜F・マリノスDF角田涼太朗は今季、開幕からコンスタントに活躍し続けている。怪我のため代表活動への参加は叶わなかったが、3月にサッカー日本代表メンバーにも選出された。8日に行われる横浜FCとの横浜ダービーを前に、試合のカギを握るであろう23歳のセンターバックに話を訊いた。(取材・文:加藤健一)※取材日4月3日


サッカー日本代表に初選出


【写真:Getty Images】

 3月15日に発表された日本代表のメンバーに、横浜F・マリノスの角田涼太朗の名前があった。3月3日のサンフレッチェ広島戦後には「このチームで1試合1試合やっていくことに必死で、(日本代表は)そこまで意識できていない」と話していたが、F・マリノスで見せる頼もしいパフォーマンスが、日本代表というチャンスへとつながった。

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 結果的に怪我で参加することはできなかったが、18日の鹿島アントラーズ戦後には「チーム(F・マリノス)では年齢が下ですけど、もっと中心になってやっていきたい」と頼もしい言葉も残していた。開幕から試合に出続けている角田は、F・マリノスでの成長をこう振り返る。

「このチームがセンターバックに求めるプレー像は自分をすごく成長させてくれますし、タスクが多い中でそれを高いレベルでやることは毎試合挑戦です。チャレンジングな姿勢を求められる方が自分にも合っていると思うし、前向きにプレーしていく中で学ぶものは多い」

 参加できなかったウルグアイ代表戦とコロンビア代表戦。角田は「特別変わった見方はしてない」と言いつつも、「もちろん自分が怪我をしていなければこの2試合に関われていた。今までの代表戦よりは、自分が具体的にどうすればいいか少し考えながら見ていた」と話す。短期間ではあるが、角田自身の意識にも変化が生まれているのかもしれない。

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