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「もっとやらなければ」サッカー日本代表の久保建英に慢心はなし。「これが今の代表選手の実力」

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

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【写真:田中伸弥】



久保建英がエルサルバドル代表戦を振り返る

 サッカー日本代表は15日、キリンチャレンジカップ2023でエルサルバドル代表と対戦し、6-0で勝利を収めた。試合開始直後に相手選手の退場もあり、日本が終始ゲームを優位に進めて大量6得点を挙げた試合後、日本代表の久保建英がフラッシュインタビューに応じている。



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 右ウイングとして先発出場した久保は、所属クラブでの好調ぶりを日本代表で存分に示した。1分にFKから谷口彰悟の先制点をアシストすると、25分に自らの左足で代表2ゴール目を奪取。そして、60分には見事なドリブルから中村敬斗の代表初ゴールをお膳立てと、1ゴール2アシストの活躍で攻撃陣を牽引した。

 久保は試合後、「入りから慢心せずに、チーム一丸となって入れたことが、こういった試合展開につながった」と、アグレッシブな立ち上がりを勝因に挙げた。一方で「これが今の代表選手の実力。もっとやらなければいけないと思う」と大きな満足感を示すことはなく、「次の相手はもっと強いと思うので、しっかりみんなで切り替えて良い準備をして次の試合にも入りたい」と、20日に対戦するペルー代表戦に向け改めて気を引き締めた。

 そして、自身のゴールについては次のように振り返っている。

「その(ゴールの)前に何本か決めなければならないシュートを外していたので、なんとか点を取れないかと思っていた。三笘選手が外に開いていたので、彼に簡単に預け、彼が何とかするのかなと思っていたが、僕のところに返してくれた。あとは落ち着いて良いところにボールが行ったので良かった」

 今季、所属するスペインのレアル・ソシエダで充実したシーズンを送ってきた久保は、この試合で森保一監督の期待に応える働きを見せた。よりハイレベルな相手となるであろうペルー代表戦では、彼の躍動にさらなる期待がかかる。

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【了】

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