「これは非常にポジティブな収穫」

――今日の試合全体を振り返ってどうでしたか？

「全体的に良かったと思います。立ち上がりから主導権を握った試合でした」

――何度かカウンターを受ける場面があり、最後には失点してしまいました。

「間違いなく強豪相手に対してカウンターは気をつけないといけないところですが、今日は失点した時にもう遠藤が交代していましたね」

――一方で、日本代表は2試合で10得点を記録しています。

「これは非常にポジティブな収穫ですね。フォワードの選手も守備の選手も得点を奪ったことはよかったです。このチームは本当にポテンシャルがあります」

――日本代表の攻撃は3月から変化を感じましたか？

「どうだろうね。おっしゃる通り、相手のレベルは違いますが、今月の試合ではほとんどのチャンスを活かして決めきった感じがしますね。これからも同じようにゴール前での冷静さを見たいです！」

――W杯予選やアジアカップでも大量得点を決めてほしいですね！今日もありがとうございました！

「本当にそうですね！こちらこそ、ありがとうございました！」

▽語り手：ショーン・キャロル
1985年イングランド生まれ。2009年に来日。『ニッポンとサッカー　英国人記者の取材録』『英国人から見た日本サッカー　“摩訶不思議”ニッポンの蹴球文化』の筆者。「Jリーグ Monthly」のレギュラー出演。高校サッカー、Jリーグ、日本代表など幅広く取材している。過去にはスカパーやNHK、J SportsなどのJリーグ番組出演も。

【了】