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【クラブ別通信簿】J1リーグ前半戦評価ランキング【北海道コンサドーレ札幌】J1トップの得点力!課題となっているのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 明治安田生命J1リーグは前半戦が終わり、24日から後半戦がスタートする。当初の期待以上の成績を残すチームもあれば、予想以上に苦戦しているチームもある。今回は、各チームの前半戦の戦いを総括し、通信簿としてA~Eの5段階で評価してランキング形式で紹介する。※データは6月22日時点


5位:北海道コンサドーレ札幌


【写真:Getty Images】

前半戦評価:B
監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ
前半戦成績:8位(勝ち点26/7勝5分5敗)


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 直近4シーズンは10~12位と中位にとどまっていた北海道コンサドーレ札幌だが、今季は上位を狙えるポテンシャルを感じさせる。序盤戦は大味な試合も多かったが、徐々に攻守がかみ合ってきた。特に攻撃陣の迫力はすさまじく、38得点はリーグトップとなっている。

 菅大輝と金子拓郎の両ウイングバックはチームMVP級の活躍で、攻撃的なスタイルの肝になっている。怪我が続いていた小柏剛も復帰後は1トップにフィットし、シャドーに定着した浅野雄也は前半戦だけで8得点をマーク。主力に定着している顔ぶれのパフォーマンスは軒並み高い評価を与えられるだろう。

 課題は失点数の多さ。守備陣のパフォーマンスが悪いわけではなく、菅野孝憲や岡村大八を中心とした守備陣は奮闘している。ただ、リスクの高いチーム戦術ゆえ、リーグで3番目に多い32失点を記録する。このあたりが夏場の戦いにどう影響するのかは、シーズン終了時の順位に関わってくるだろう。

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【了】

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