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Jリーグ 1年前

浦和レッズに「+α」をもたらす5人。序列逆転も? 優勝へ後半戦に期待がかかる男たち

シリーズ:浦和レッズに「+α」をもたらす5人 text by 河治良幸 photo by Getty Images

FW:髙橋利樹

浦和レッズに所属する髙橋利樹
【写真:Getty Images】


生年月日:1998年1月20日
リーグ戦成績:4試合0得点0アシスト
ルヴァン杯成績:3試合0得点0アシスト

 J2のロアッソ熊本から加入した“カルロス”こと髙橋利樹は当初、1トップもしくは2トップの一角での起用がイメージされていた。しかし、怪我で出遅れている期間に、重鎮のFW興梠慎三と新加入のホセ・カンテの2人がマチェイ・スコルジャ監督の信頼を掴み、スターターとジョーカーの役割をシェアしており、なかなか出番はない状況だった。

 新たにテストされたのが4-2-3-1の左サイドハーフだ。関根貴大という同ポジションの第一人者がおり、ブライアン・リンセンなどもこなせるポジションだが、髙橋は誰とも違う特長を発揮して新たなオプションとしてアピールしている。熊本で鍛えた前からのチェイシング、FW経験を生かすワイドでのボールキープ、右サイドからのクロスに飛び込んでいくフィニッシュワークなど、典型的なサイドアタッカーや2列目の選手にはなかなかできない仕事は間違いなくオプションになる。チームの雰囲気をよくできる明るいキャラクターも相まって、後半戦の出番は増えてくるはず。あとはどこで使われようと、目に見える結果を残していきたい。

(選出・文:河治良幸)

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【了】

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