フットボールチャンネル

Jリーグ 10か月前

最高額は誰だ? Jリーグ市場価値ランキング16~20位。浦和レッズで苦戦する外国人FWとは?

シリーズ:Jリーガー市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

19位:マテウス・トゥーレル(ヴィッセル神戸)

ヴィッセル神戸に所属するマテウス・トゥーレル
【写真:Getty Images】


生年月日:1999年3月10日
市場価値:130万ユーロ(約1.8億円)
2023リーグ戦成績:13試合1得点0アシスト

 ブラジルの名門フラメンゴの下部組織出身のマテウス・トゥーレルは2017年にトップチームデビューを飾り、ヴィニシウス・ジュニオールやルーカス・パケタとともにプレーした。翌年にはU-20ブラジル代表に選出されたが、フラメンゴでは定位置を確保することができず、モリエンペへのレンタル移籍を経て2022年夏にヴィッセル神戸にやってきた。

 身長186cm・体重86kgの恵まれた体格を持つトゥーレルは空中戦で圧倒的な強さを発揮し、地上戦では粘り強い守備で相手FWを封殺する。高い危機察知能力と鋭い読みを活かしたインターセプトやカバーリングも同選手の魅力だ。さらに高い足元の技術とパススキルを有しており、最終ラインからドリブルで持ち上がるプレーや正確な長短のパスで攻撃に関与するなど、何でもこなせる超有能なセンターバックだ。

 トゥーレルの市場価値は、レンタルで加入したモリエンペで急上昇。加入時は50万ユーロ(約7000万円)だったが、約5ヵ月間で自己最高額となる200万ユーロ(約2.8億円)を記録した。しかし、同クラブを退団後は下落が続いており、現在の市場価値は130万ユーロ(約1.8億円)となっている。まだ24歳のため、ヴィッセル神戸で成果を残すことができれば、再び価格は上昇していくだろう。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top