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日本代表 10か月前

10年南アフリカW杯、サッカー日本代表市場価値ランキング1~10位。当時のスター選手はいくら

シリーズ:日本代表市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:中澤佑二(背番号22)

2010年南アフリカワールドカップに出場した日本代表の中澤佑二
【写真:Getty Images】


生年月日:1978年2月25日
日本代表成績:110試合17得点2アシスト
南フリカワールドカップ成績:4試合0得点0アシスト
市場価値:350万ユーロ(約4億9000万円)
所属クラブ:横浜F・マリノス

 中澤佑二は南アフリカワールドカップで4年前のリベンジを果たした。

 1999年に日本代表デビューを果たした中澤は、2006年ドイツワールドカップで全試合にフル出場。グループステージ最終節では出場停止の宮本恒靖にかわってキャプテンマークも巻いた。だが、3試合で7失点を許し、決勝トーナメント進出には届かなかった。

 それから4年。中澤は32歳で南アフリカワールドカップに出場すると、田中マルクス闘莉王と鉄壁の守備を形成。2010年大会では4試合で2失点という堅固なディフェンスラインを作った。決勝トーナメント1回戦のパラグライ代表戦は延長戦を含めて120分間を無失点で守り抜き、PK戦の末に敗退しただけだった。

 大会直前まで日本代表を主将としてけん引していた中澤。日の丸を背負うキャプテンという重責から解放されたことが良い方向に転がり、大舞台でよりソリッドなパフォーマンスを披露していた。

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