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日本代表 10か月前

10年南アフリカW杯、サッカー日本代表市場価値ランキング1~10位。当時のスター選手はいくら

シリーズ:日本代表市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

5位:内田篤人(背番号6)

2010年南アフリカワールドカップ、日本代表の内田篤人
【写真:Getty Images】


生年月日:1988年3月27日
日本代表成績:74試合2得点8アシスト
南フリカワールドカップ成績:出場なし
市場価値:500万ユーロ(約7億円)
所属クラブ:鹿島アントラーズ

 のちに日本代表不動の右サイドバックとなった内田篤人だが、2010年大会は出場機会がなかった。

 2008年に19歳の若さでA代表デビューを果たした内田。すでに鹿島アントラーズでは十分な実績を積んでおり、南アフリカワールドカップのアジア予選ではレギュラーを務めていた。だが、本大会ではより守備に重きを置く戦術が採用されたこともあって、今野泰幸と駒野友一が起用され、21歳の内田はピッチに立てずに終わっている。

 それでも、内田のポテンシャルにはすでにヨーロッパも注目しており、南アフリカワールドカップ終了後にドイツのシャルケへの移籍が決定。ドイツで経験を重ねて、アルベルト・ザッケローニ監督体制では定位置をつかんでいる。

 予選では起用されたものの、本大会ではベンチ——。岡田武史監督の非情とも言える決断は、内田のその後の成長に活かされたはずだ。

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