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日本代表 8か月前

サッカー日本代表、ドイツ代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。冨安健洋の復帰は?

MF:遠藤航(リバプール/イングランド)

サッカー日本代表MF遠藤航
【写真:Getty Images】


生年月日:1993年2月9日(30歳)
日本代表通算成績:50試合2得点

 遠藤航は6月に日本代表のキャプテンに正式に任命された。シュトゥットガルトで5度目の開幕を迎える予定だったが、ブンデスリーガ開幕直前にリバプールへの移籍が発表された。ユルゲン・クロップ監督に請われる形で、夢だったプレミアリーグの舞台に立つことになった。

 ファビーニョやジョーダン・ヘンダーソンらの退団により刷新された中盤に加わった遠藤は、加入発表の翌日に新天地デビューを飾る。続くニューカッスル戦では初先発し、加入後はすべての試合に起用されている。まだまだ連係面では改善の余地はあるが、これまでに培ってきた対人守備能力はプレミアリーグでも通用するだろう。

 シュトゥットガルトでは8番(インサイドハーフ)でプレーすることもあったが、リバプールでは6番(アンカー)が主戦場になるとみられる。6月は守田英正と出場機会を分け合ったが、中盤で共存するプランもあるだろう。

MF:守田英正(スポルティングCP/ポルトガル)

サッカー日本代表MF守田英正
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年5月10日(28歳)
日本代表通算成績:24試合2得点

 6月のエルサルバドル代表戦ではアンカーで先発してキャプテンマークを巻き、ペルー代表戦では遠藤航に先発の座を譲った。6月の2試合に先発した旗手怜央が選外となったこともあり、ドイツ代表戦ではインサイドハーフに守田を置くと予想する。

 状況判断と走力に優れ、90分間プレーにかかわり続けることのできる守田は、6番(アンカー)でも8番(インサイドハーフ)でもチームに貢献できるだろう。ドイツ代表戦は6月の2試合と比べて、守備の時間が長くなることが予想されるだけに、遠藤と守田の同時起用がチームにリズムをもたらすはずだ。

 昨季はポルトガルの強豪スポルティングCPに加入し、UEFAチャンピオンズリーグとUEFAヨーロッパリーグに初めて出場した。トッテナムやユベントス、アーセナルといったトップクラブとの対戦を経験し、FIFAワールドカップでも強豪相手に“普段通り”のパフォーマンスを見せた。その優れたバランス感覚は、今の日本代表にとって不可欠なものになっている。

MF:鎌田大地(ラツィオ/イタリア)

サッカー日本代表MF鎌田大地
【写真:Getty Images】

生年月日:1996年8月5日(27歳)
日本代表通算成績:29試合6得点

 昨季限りでフランクフルトを退団し、様々な移籍先が報じられた中でラツィオへの加入が決まった。開幕まで約2週間というタイミングでの加入発表だったが、開幕節から先発起用が続いており、マウリツィオ・サッリ監督からの高い信頼がうかがえる。フランクフルトで見せていたパフォーマンスを見せるには、まだ少し時間がかかるかもしれないが、第3節のナポリ戦で初ゴールを決めるなど、随所でらしさを見せている。

 ラツィオでは[4-3-3]のインサイドハーフで起用されており、ドイツ代表戦も同じポジションを任されることになりそうだ。稀代の戦術家サッリの下での経験は、日本代表にも還元されるだろう。FIFAワールドカップでは守備に回る時間も長く、特徴を発揮できた場面は限られたが、今回の再戦ではどのようなパフォーマンスを見せるのだろうか。

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