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日本代表 8か月前

サッカー日本代表、ドイツ代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。冨安健洋の復帰は?

右WG:久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)

サッカー日本代表FW久保建英

【写真:Getty Images】


生年月日:2001年6月4日(22歳)
日本代表通算成績:25試合2得点

 プレシーズンにダビド・シルバが前十字靭帯を断裂し、現役引退を決断するという緊急事態に見舞われたレアル・ソシエダで、久保建英は獅子奮迅の活躍を見せている。すでにリーグ戦では3得点1アシストをマークし、4試合すべてでマン・オブ・ザ・マッチに選ばれている。

 昨季はチーム事情から様々なポジションで起用されたが、今季のソシエダでは右ウイングでの起用が続いている。日本代表でも同じポジションでの起用が濃厚で、ソシエダでの経験は日本代表で生かされるだろう。

 昨年のFIFAワールドカップ・ドイツ代表戦では左サイドで先発起用されたものの、守備的なタスクに追われて前半45分で交代となった。あれから半年以上の月日が流れ、さらに素晴らしい選手へと成長した久保は“本職”で結果を残すことができるだろうか。

CF:上田綺世(フェイエノールト/オランダ)

サッカー日本代表FW上田綺世

【写真:Getty Images】

生年月日:1998年8月28日(25歳)
日本代表通算成績:15試合1得点

 浅野拓磨や前田大然も最前線でプレーできるが、現時点では古橋亨梧と上田綺世が最右翼と言っていいだろう。昨年のFIFAワールドカップでは前田が先発して、後半途中から入った浅野が劇的な逆転ゴールを決めたが、今回は上田の抜擢を予想する。

 上田は昨季、ベルギーリーグ34試合で18得点を挙げ、公式戦23得点という素晴らしい数字を残した。そして、昨季のオランダ王者フェイエノールトで今季からプレーする。ここまでリーグ戦5得点と絶好調のサンティアゴ・ヒメネスの影に隠れる形で途中出場が続いているが、直近のユトレヒト戦で加入後初ゴールをマークしている。

 鹿島アントラーズでも、セルクル・ブルッヘでも、上田はスロースターターだった。味方に活かされるタイプであるがゆえ、時間が経つにつれて上田の良さが活きてくる。日本代表でも徐々に息の合ったプレーは増えており、ドイツ代表戦で長い時間プレーするところを見てみたい。

左WG:三笘薫(ブライトン/イングランド)

サッカー日本代表FW三笘薫
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年5月20日(26歳)
日本代表通算成績:17試合7得点

 三笘薫は世界に誇れるアタッカーへと成長した。プレミアリーグ初挑戦の昨季は7得点を挙げて、同リーグ日本人最多得点記録を塗り替え、FIFAワールドカップでは世界に衝撃を与える活躍を見せた。その勢いはとどまることを知らず、今季第2節のウルバーハンプトン戦ではドリブルで相手を次々とかわす衝撃のゴールを決めている。

 昨年のW杯・ドイツ代表戦では後半途中からピッチに立ち、左サイドから幾度となくドリブルを仕掛けて攻撃を活性化させた。W杯ではジョーカーとして起用されたが、大会後はエースとして左ウイングに君臨する。さらに手ごわい存在となったドリブラーが、不調にあえぐドイツ代表に襲い掛かることになる。

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