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「そして3つになった」悪循環の横浜FC、湘南ベルマーレの低迷と好転の柏レイソル【英国人の視点】

2023年09月29日(金)13時51分配信

text by 編集部 photo Getty Images
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「悪循環に陥った」横浜FC

17位に沈む横浜FC
【写真:Getty Images】



 四方田監督は前半の45分間でチームが消極的なプレーを見せたことを風のせいにした。しかし、レイソルの選手は五分五分のシチュエーションに素早く対応し、前線から後方まではるかに意欲的に見えた。横浜FCの選手たちが相手を封じるのが遅かったことの言い訳にはならなかった。

 伊藤翔は1-2で敗れた試合後にこう話している。

「(敗因は)いろいろあると思う。前半は風下だったこともあって、ボールが飛ばない。攻めづらさを感じて若干受けに回ってしまった。ディフェンスラインが下がって事故が起きる、それで失点して相手が元気になる。そういう悪循環に陥ってしまったので、悪いところが全部出た前半だったと思います」

 永井堅梧も同様に、レイソル戦の立ち上がりを悔やんだ。

「もちろんメンタル面も大事ですけど、今日の前半の戦い方をポジティブに捉えることはできないので、その部分を修正して次の新潟戦に向かっていけたらいい」

 その6日後、横浜FCはセンセーショナルなスタイルを見せた。山下諒也がその猛烈なスピードで裏へ抜け出し、わずか56秒後に小島亨介のゴールに迫ったが、ピッチの揺れやマイケル・ジェームズのプレッシャーに躓き、結局は決定的なシュートを放つことはできなかった。

 その5分後、三戸瞬介は素晴らしいファーストタッチでンドゥカ・ボニフェスのマークを外し、GK永井の牙城を突き破るシュートを放ち、新潟を先制した。

 横浜FCは25分にユーリ・ララが同点に追いついたが、新潟は渡邊泰基と高宇洋のゴールで勝ち点3獲得を確実なものとし、横浜FCと最下位の湘南の差は1ポイントのまま変わらなかった。

 レイソルに敗れた後、山根永遠はこう語っていた。「みんな自分たちが何をすべきかは分かっているし、この結果を受けて、状況はさらに厳しくなった。どう勝ち点を積んでいくのかはチーム全体で話し合っていかないといけない」。

 横浜FCにとって幸運なのは、湘南にも同じことが言えることだ。ここからの4試合でどちらもカギを見つけることができなければ、11月25日に三ツ沢で決着がつくことになるだろう。

(取材・文:ショーン・キャロル)

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【了】

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