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Jリーグ 7か月前

【レンタル組通信簿】浦和レッズから期限付き移籍した5人。気になる移籍先での現状は…

シリーズ:レンタル組通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:松尾佑介

KVCウェステルローにレンタル中の松尾佑介
【写真:Getty Images】


生年月日:1997年7月23日 (26歳)
期限付き移籍先:KVCウェステルロー
23/24リーグ戦成績:10試合出場0得点1アシスト
移籍先での評価:C

 埼玉県出身の松尾佑介は、中高生時代は浦和レッズの育成組織でプレーした経験を持つFWだ。

 仙台大学、横浜FCを経て2022年から浦和でプレーし、同シーズンは主にセンターフォワードとしてリーグ戦25試合に出場して4得点4アシストを記録。22シーズンのAFCチャンピオンズリーグでは9試合に出場して6得点2アシストと大暴れ、浦和の決勝進出に大きく貢献した。

 その活躍もあって、23年1月には浦和からジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のKVCウェステルローへレンタル移籍が発表された。加入当初の22/23シーズンは試合に出場できない期間もあったが、23/24シーズンはリーグ開幕から10戦6先発と出場機会を得ていて、残る4戦もすべて途中出場している。センターフォワードだけでなく、左WGやシャドーストライカーといった二列目のポジションでもプレーし、得意のドリブル突破で相手DFに脅威を与えている。

 10月に入ってからの松尾は特に調子が良く、第9節KRCヘンク戦では今季初の公式戦フル出場。チームの今季初勝利となった第10節KVコルトレイク戦でもフル出場を果たし、キーパスを何本も出す好調ぶりをアピールした。

 ただ、スタッツとしては今季0得点1アシスト、目に見える結果が出ているとは言い難い。ゴールに近い位置でプレーするなら、さらなる得点やアシストが欲しいところだ。15位に低迷するチームを救うために、松尾のさらなる成長と働きが期待される。

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