フットボールチャンネル

Jリーグ 7か月前

次はどこへ? Jリーグに招聘したい日本人フリー監督5人。確かな実績を持つ名将たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

三浦淳寛

ヴィッセル神戸を率いた三浦淳寛
【写真:Getty Images】


生年月日:1974年7月24日(49歳)
最終指導歴:ヴィッセル神戸(2022年3月)
主なタイトル:なし

 三浦淳寛は監督業に戻る意思があるかは分からないが、ヴィッセル神戸の指揮官として一定の成果を残したことは確かだ。

 かつて日本代表としても活躍した三浦は、2018年にヴィッセル神戸のスポーツダイレクターに就任。アンドレス・イニエスタの獲得にも力を尽くし、2020シーズン途中にトルステン・フィンクが家庭の事情で監督を辞任したことに伴って監督に就任した。

 指導者として初の舞台がヴィッセル神戸の監督ということで、周囲の見方は懐疑的なものが多かった。それでも、2020年のAFCチャンピオンズリーグでベスト4まで勝ち進み、2021年のJ1リーグでは3位という結果を残している。

 イニエスタの獲得からも分かるとおり、バルセロナのようなサッカーを目指していた神戸は、技術力のある選手が多かった。その中で三浦は攻守の切り替えに重点を置き、ボールをキープできる選手たちに失った際のトラジションの速度と強度を求め、攻守のバランスを引き上げた。

 2022シーズンはJ1で開幕から7戦未勝利となったことで契約解除となり、現在もフリーである。それでも、即席の監督でありながら一定の成果を残した。神戸以外のクラブでどのような手腕を発揮するのかを見たいサッカーファンも大勢いるはずだ。

【関連記事】
【Jリーグ順位表】2023シーズン明治安田生命J1リーグ
一番ヤバいのは? 「J1→J2」降格危険度ランキング1~5位【2023シーズン】
J1リーグ順位予想。混戦の優勝争いを制するのは?【2023シーズン】

【了】

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top