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海外サッカー 5か月前

あれさえ無ければ…。ケガに苦しむ海外日本人5人。AFCアジアカップを控えるサッカー日本代表にも影響?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)

スタッド・ランスに所属する日本代表FW中村敬斗
【写真:Getty Images】


生年月日:2000年7月28日
今季リーグ戦成績:11試合1ゴール1アシスト
今季の主な負傷:左足首の捻挫(2023年10月13日~12月1日)

 現在23歳の中村敬斗は、この夏の移籍市場でLASKリンツ(オーストリア)からスタッド・ランスへ移籍した。

 序盤こそゴールやアシストといった目立った活躍を見せることが出来ていなかったが、日の丸を背負った9月のトルコ代表戦で2ゴールをあげると、その流れに乗ってクラブでも第5節ブレスト戦で1アシスト、続く第6節リール戦では1ゴールをマーク。調子の良さを感じさせるプレーを披露していた。

 しかしながら、10月13日に行われたカナダ代表戦で負傷。相手DFの悪質なタックルで左足首を踏まれてしまい、試合途中の61分にピッチを去った。後日に行われた検査の結果、左足首の重い捻挫と診断され、12月までの約2か月間の戦線離脱を余儀なくされた。

 12月2日の第14節ストラスブール戦で戦列復帰を果たしているが、今のところ得点機に絡むプレーは無く、負傷する前の本調子に戻っているとは言えないパフォーマンスに終わってしまっている。チームも直近5試合で4敗と低調な結果となっており、悪い流れを断ち切るためには中村の完全復活が必要だ。

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