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日本代表 3か月前

ガッカリ…。サッカー日本代表、アジア杯グループリーグ期待外れの5人。実力を証明できなかったのは?【アジアカップ2023】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 サッカー日本代表は、AFCアジアカップカタール2023・グループリーグD組で2位となり、決勝トーナメント進出を決めた。今回の代表は史上最強という声もあるが、やはりアジアカップは簡単な大会ではなく、予想以上に苦戦を強いられている。今回はグループリーグで本来のプレーを見せられなかった日本代表の選手を5人紹介する。


DF:菅原由勢

サッカー日本代表DF菅原由勢
【写真:Getty Images】

生年月日:2000年6月28日
ベトナム代表戦:フル出場
イラク代表戦:フル出場
インドネシア代表戦:出場なし

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 第2次森保ジャパンで不動の右サイドバックとして活躍してきた菅原由勢は、ベトナム代表戦とイラク代表戦に先発したが、良い印象を残せなかった。

 ベトナム代表戦では、積極的な姿勢で攻撃に貢献した。しかし、前がかりな姿勢が裏目に出たのか、カウンターを浴びた際に後手に回ってしまい、前半に相手を背後からスライディングタックルで止めたシーンは、退場になっていてもおかしくはないリスキーなプレーだった。また、2失点目はマークした選手を視野に入れられず競り負けてしまったところから決められている。

 それでも、ベトナム代表戦は勝利を収めたため大きな問題にならなかったが、第2戦のイラク代表戦はさらに厳しい内容だった。イラク代表の2得点はいずれも日本代表の右サイドから崩されており、明らかに狙われていた。また、54分には、マークしていた相手に自身の内側を走られてスルーパスを通され、大ピンチを招いており、集中力を欠いたと言われても仕方がないプレーだった。その後必死に戻ってしのいだとはいえ、これもPKのジャッジになっていても不思議ではないギリギリの対処で、観る者をハラハラさせている。

 第3戦のインドネシア代表戦では、毎熊晟矢が右サイドバックを務め、良いパフォーマンスを見せている。菅原はグループリーグで1度警告を受けていることもあって起用されなかったが、危機感を強めているはずだ。

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