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日本代表 3か月前

サッカー日本代表からは? アジア杯ベストイレブン。アジア最高峰の選手たち【アジアカップ2023】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:エサン・ハダド(ヨルダン代表)

ヨルダン代表のエサン・ハダド
【写真:Getty Images】


所属クラブ:アル・ファイサリー(ヨルダン)
生年月日:1994年2月5日
アジアカップ2023成績:6試合0得点1アシスト

 エサン・ハダドは、準優勝したヨルダン代表の主将を務めた選手だ。今大会はグループリーグ第3戦のバーレーン代表戦を除く全試合に出場している。

 ハダドは21歳だった2015年にヨルダン代表デビューを飾ったベテランで、大会期間中に誕生日を迎えた。30歳になって初めての試合となった準決勝・韓国代表戦では、パンチ力のあるミドルシュートで相手ゴールを脅かすと、右サイドを激しくアップダウンして攻守に奮闘している。前半終了間際にはハイボールに食らいついた際にファン・ヒチャンの頭を足で捉えるようなシーンがあったが、警告のみで大事には至らず。後半に2得点を決めたヨルダン代表は決勝に進んだ。

 決勝ではカタール代表の堅い守備の前にヨルダン代表は苦戦を強いられたが、ハダドは59分に惜しいシュートを放ち、67分には正確なクロスでヤザン・アル・ナイマトのゴールをアシストしている。

DF:モハンメド・ワード(カタール代表)

カタール代表のモハンメド・ワード
【写真:Getty Images】

所属クラブ:アル・サッド(カタール)
生年月日:1999年9月18日
アジアカップ2023成績:6試合0得点1アシスト

 モハンメド・ワードは、カタール代表の左サイドを務めた選手だ。グループリーグ第3戦の中国代表戦を除く6試合でプレーし、優勝に貢献した。

 所属するカタールのアル・サッドでセントラルMFを担当しているワードだが、今大会は守備での貢献が目立った。PK戦の末に勝ち上がった準々決勝・ウズベキスタン代表戦では、36分に大ピンチがあったものの、間一髪のところでワードのブロックが間に合った。ヨルダン代表との決勝戦でも、前半終了間際にムサ・アル・ターマリのシュートをブロックしてチームを救っている。

 カタール代表は左サイドのアクラム・アフィーフが攻撃の要となったが、チームのストロングポイントを存分に活かせたのは、一列後ろに頼れるワードがいたことも大きかっただろう。

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