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アジア 3か月前

アジア最高額クラブは? ACLクラブ市場価値ランキング9~16位。Jリーグクラブの順位は…

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:浦項スティーラース(韓国)

浦項スティーラース
【写真:Getty Images】


監督:パク・テハ
総市場価値:913万ユーロ(約12億7820万円)
最高額選手:オベルダン(60万ユーロ/約8400万円)

 13位にランクインしたのは、2023シーズンの韓国FAカップ(国内カップ戦)王者の浦項スティーラースだ。総市場価値は913万ユーロ(約12億7820万円)となっている。昨シーズン10年ぶりにタイトルを獲得した浦項は国内リーグを2位でフィニッシュし、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では浦和レッズと同居したグループステージを無敗で首位突破した。

 昨シーズンのクラブの好調を支えたのは外国籍の選手たちであった。4名の外国人選手がリーグ戦のベストイレブンに選出されており、そのうちの一人であるブラジル人MFオベルダンがクラブ最高金額となる市場価値60万ユーロ(約8400万円)と評価されている。

 また、注目選手の1人にU22韓国代表WGホン・ユンサン(32万5000ユーロ/)もあげられる。当時19歳だった2021年7月にブンデスリーガのヴォルフスブルクに移籍するも、同クラブの公式戦に出場することなく昨年7月に古巣の浦項に復帰となった。鋭いドリブルを武器としているユンサンは浦項で定位置を掴んでおり、ACLの浦和レッズとのホームゲームでも、左サイドからのクロスでPK獲得を誘発するなどして存在感を発揮した。まだ21歳であり、古巣での活躍次第でヨーロッパ再挑戦の可能性もあるだろう。

 浦項は2024シーズンを迎えるにあたり戦力に多くの入れ替えがあり、前述した2023シーズンベストイレブンに選出された外国人選手のうちアレックス・グラントとゼカの2人もクラブを退団した。その影響もあってかラウンド16初戦は全北現代モータースに0-2の敗戦を喫している。第2戦に向けて新しいチームは立て直しとなるか。

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