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あまりに不遇…。サッカー日本代表に縁がなさすぎる選手6人。Jリーグでは圧巻も、声がかからないのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:磯貝洋光

磯貝洋光

【写真:Getty Images】


生年月日:1969年4月19日
日本代表通算成績:2試合0得点

 Jリーグ創設初期の天才選手として知られた磯貝洋光も、日本代表では全く輝けなかった。

 磯谷は高校サッカーの名門・帝京高校で1年生のときから10番を背負って活躍し、1992年に東海大学を退学してガンバ大阪に加入した。左右どちらの足でも正確なパスを繰り出し、エースの永島昭浩に極上のラストパスを何度も供給している。さらに、1995シーズンのJリーグでは13得点を挙げ、自らもゴールを決めることができた。

 中学生のときから世代別代表を経験していた磯貝は、1995年1月にA代表デビューを果たしたが、出場はこのときの2試合のみだった。磯貝は天才という言葉がぴったりなほどプレーに独特の輝きがあった。相手の虚を突いてFKを決めるような抜け目なさもあったが、その反面、ハードワークでボールを追いかけ回すような必死さがなかったところは批判された材料で、そのあたりが代表に定着できなかった一因とみることができそうだ。

 磯貝は、1996シーズンのリーグで20試合に出て1得点と振るわず、翌1997年に浦和レッズへ移籍。1998年に29歳の若さで現役を引退した。その後、プロゴルファーに転身したことが話題になったが、すでにプロゴルフの世界からも離れている。

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【了】

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