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Jリーグ 1か月前

なぜサガン鳥栖は勝てないのか? とうとう最下位…。「物足りなさ」を感じる現状への解決策を考える【分析コラム】

シリーズ:戦術分析コラム text by らいかーると photo by Getty Images

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明治安田J1リーグは約1/5となる8節を消化し、サガン鳥栖が最下位に沈んでいる。ボール保持の局面におけるクオリティはリーグ屈指だが、いかんせん結果がついてこないのが現実だ。突き詰める理想と突き付けられる現実の狭間で、何が起きているのだろうか。(文:らいかーると)


とうとうやばい…。最下位に沈むサガン鳥栖

サガン鳥栖

【写真:Getty Images】

 サガン鳥栖がとうとうやばい。ガンバ大阪戦の劇的な敗戦を受けて、最下位に沈んでしまった。成功体験の積み重ねが自信に繋がるように、失敗体験の積み重ねによって負のスパイラルに陥っていそうな予感すらあるサガン鳥栖。しかし、試合の中身に目を移すと、万事を尽くしていることは間違いない。ガンバ戦に限っていえば、10人になり耐え忍びながらカウンターの可能性を潜ませておくプランが、あと少しで結実するところだったことは紛れもない事実だ。

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 あと少しで結果が変わっていたような試合の評価は非常に難しい。負けた結果を見てマイナスの評価を与えることは決して間違ってはいないが、プラン通りに物事を進めることができたことは評価すべきだろう。試合をデザインすることに成功していれば、結果はいつかついてくるからだ。実際にサガン鳥栖のプレースタイルは自分たちの力で試合の主導権を握るもので、相手の状況に応じて自分たちの形を変化させ、試合中に異なるプランを採用し、最後まで戦い続ける姿勢はどんな相手にも一貫している。そんなサガン鳥栖のスタイルについて今回は考えていきたい。

 サガン鳥栖のスタイルは、ボールを保持するプレーを大切にしている。ボールを大切にし、ボールとともに全員で相手陣地に侵入し、個性とコンビネーションを携えてゴールを目指すサッカーと言えるだろう。結果がついてこないなかでも、サガン鳥栖の自陣からボールを繋いでいく姿勢に多くのチームが四苦八苦していた。特にセレッソ大阪は自分たちの弱点を暴露されているような感覚に陥っていたかもしれない。

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