「もっと強くならなければ…」悔しさを滲ませる武田英寿
だが先手を取ったのは湘南だった。32分に山田直輝のパスでゴール右前に抜け出た田中聡にゴールネットを揺らされた。1点を追いかける浦和は60分、武田が足に違和感を覚えサミュエル・グスタフソンと交代となる。「コンディション的なところで、(足が)攣りそうだなという話をしていました。もっと強くならなければいけないし、90分戦えるように出続けなければいけないと思っています」と途中交代の悔しさを滲ませた。
その後、浦和は4-3-3に布陣を変更するとサミュエル・グスタフソンをアンカーに配置したことでボールを持つ時間やアイデアが増えると、途中出場のチアゴ・サンタナが気を吐いた。64分には渡邊凌磨のパスを受けると、左足を強振しゴールを射抜く。さらに72分には渡邊がドリブルで持ち運び、ラストパスを受けたチアゴ・サンタナが相手キーパーとの1対1を制し逆転に成功した。
自陣と敵陣をボールが行きかうオープンな展開となる中で、ペア・マティアス・ヘグモ監督はサミュエル・グスタフソンを10番の位置に上げ、伊藤と安居のダブルボランチを構成させる。指揮官は「バランスを取ってもらおうとしました。サミュエルにはよりフリーでプレーをしてもらって湘南のスペースを突こうとしました」と理由を話した。