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明治安田J1リーグの第8節、浦和レッズ対清水エスパルスが2日に埼玉スタジアム2002で行われ、2-1で浦和が勝利した。後半は防戦一方となる展開で浦和のゴールに立ちはだかったのは西川周作。この試合で歴代2位となるJ1通算632試合出場を記録した守護神は、たくさんの人たちに支えられてここまできた。(取材・文:石田達也)
ようやくリーグ戦2勝目をあげた浦和レッズ

【写真:Getty Images】
J1リーグ第8節、清水エスパルスと埼玉スタジアム2002で対戦した浦和レッズは2-1で勝利を収めた。
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マチェイ・スコルジャ監督は「全員のハードワークで勝利に結び付けることができました」と振り返り、「本日は何が何でも勝たなければいけない試合でしたし、ホームゲームで勝ち点3を手にすることができたのは非常に嬉しいことです」と選手たちの働きを評した。
ここまで波に乗れない浦和はリーグ戦7試合で1勝のみ。複数得点もなく、試合数を下回る5得点、試合数と同数となる7失点が、勝ち点を伸ばせない大きな要因でもあった。
そんな中迎えた清水戦では、開始早々に先手を取る。4分、右サイドのマテウス・サヴィオがインターセプトして持ち上がり、ペナルティーエリア付近でボールを受けた渡邊凌磨が利き足とは逆の左足をそのまま振り抜くと、鋭い軌道でゴール左上に吸い込まれていった。
一言で表せば“ビューティフルショット”。渡邊の技術と集中力が詰まった1本でもあった。
清水はビハインドを取り返すべく前進を試みるも、浦和はミドルブロックを組みながらチャレンジ&カバーを徹底し、対抗する。
ボールを握るアウェイチームはサイドチェンジを多用し何度もコーナーキックを獲得したが、浦和はGK西川周作を中心に粘り強く弾き返すことで1-0のままハーフタイムを迎えた。