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もう4月なのに…。いまだ無所属の日本人選手6人。今後どうなる? サッカー日本代表クラスの大物も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:土肥航大(どひ・こうだい)

土肥航大
【写真:Getty Images】

生年月日:2001年4月13日(23歳)
最終所属クラブ:サンフレッチェ広島
昨季リーグ戦成績:2試合0得点0アシスト(栃木SC)、3試合0得点0アシスト(FC今治)

 土肥航大は、2024年でサンフレッチェ広島との契約が満了し、フリーとなった。

 広島の育成組織で育った土肥は、2019年に2種登録選手としてトップチームに帯同。5月のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)では18歳の若さでプロデビューを果たし、翌2020年に正式昇格を果たした。

 左足から繰り出される高精度のパスと、優れた危機察知能力を武器に、中盤の攻撃と守備を支えるバランスタイプのボランチとして評価を受け、プロ1年目からJ1リーグで13試合に出場した。

 しかし、2021シーズンの9月に行われた横浜F・マリノス戦で負傷交代を強いられたあとは、なかなか本来のキレが戻らずに苦しんだ。

 2022シーズンは水戸ホーリーホックでJ2・26試合に出場したが、2023年はヴァンフォーレ甲府に期限付き移籍するも出場機会は限られ、同年7月に移籍期間満了となり退団。その後、FC今治へ期限付き移籍し、J3・18試合に出場した。​

 2024シーズンは栃木SCとFC今治にそれぞれレンタルで渡り歩いたが、リーグ戦は計5試合出場にとどまり、プレー時間は大幅に減少。負傷以降、キャリアは試練の時期が続いている。

 昨年12月、広島からの退団が発表された際には、「僕のサッカー人生は終わりません。必ず成長し、どんな形であっても、みなさんの前でプレーできるように精一杯頑張ります」と意志を語っていた。23歳という若さを活かし、再び飛躍を目指す環境との出会いが待たれる。

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