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もう4月なのに…。いまだ無所属の日本人選手6人。今後どうなる? サッカー日本代表クラスの大物も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:福田晃斗(ふくた・あきと)

福田晃斗
【写真:Getty Images】

生年月日:1992年5月1日(32歳)
最終所属クラブ:サガン鳥栖
昨季リーグ戦成績:30試合3得点1アシスト

 福田晃斗は、2024シーズンにJ1・サガン鳥栖でリーグ戦30試合に出場した実績あるボランチだが、2025年2月に双方合意のもと契約を解除し、現在はフリーとなっている。

 福田は大学時代から特別指定選手として鳥栖に登録され、2015年に正式加入。その後は湘南ベルマーレ、アルビレックス新潟でもプレーし、2022年1月に鳥栖へ復帰した。

 復帰後は中盤の要としてプレーし、2022シーズンには2得点7アシストを記録。高い運動量と球際の強さを武器に、守備だけでなく前線への配球でも存在感を放った。ゲームキャプテンを務めることもあり、チームを支えるリーダー格として信頼を集めていた。

 そんな福田が契約を解除された背景には、ピッチ外の問題がある。週刊誌で不倫報道が出たことを受けて、2025年1月にクラブは活動自粛処分を発表。翌2月には契約解除が決定した。

 鳥栖は発表の中で「このような事態を招いてしまったことを重く受け止め、改めてコンプライアンスの遵守とガバナンスの徹底に努めていく」とのコメントを出し、福田の私生活に起因する退団であることを事実上認めた形となった。

 福田に関するスキャンダル報道は今回が初めてではない。プレーヤーとしての能力は鳥栖にとって重要な戦力であっただけに、クラブとしても難しい決断を迫られたことは想像に難くない。

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【了】

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