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もう4月なのに…。いまだ無所属の日本人選手6人。今後どうなる? サッカー日本代表クラスの大物も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:齋藤来飛(さいとう・らいと)

ジェフユナイテッド市原・千葉
【写真:Getty Images】

生年月日:2004年2月20日(21歳)
最終所属クラブ:ジェフユナイテッド市原・千葉
昨季リーグ戦成績:29試合0得点1アシスト(ラインメール青森FC)

 齋藤来飛は、昨年12月にジェフユナイテッド市原・千葉との契約満了が発表され、現在もフリーの状態が続いている。

 千葉の育成組織出身の齋藤は、2019年にU-15、2021年にはU-17の日本代表候補に選出されるなど、若い頃から将来を嘱望されていた。2019年には2種選手としてトップチームに登録され、2022年に正式昇格を果たした。

 プロ1年目からラインメール青森FCに期限付き移籍した齋藤は、JFLで経験を積み、3年目の2024シーズンはリーグ戦29試合に出場した。なお、1年目は同じくJFLのFCティアモ枚方でプレーする予定だったが、開幕前に双方合意のもとで契約解除に至っている。

 2024シーズンの得点関与は1アシストのみでブレイクには至らなかった。12月には合同トライアウトに参加。その後、青森からは移籍期間満了、千葉からは契約満了が発表された。

 青森からのリリースの中で齋藤は、「チームの現状を考えて自ら離れることにしました。改めてチームで現場にいる人たち、フロントスタッフが一体感を持たないと目標は叶えられないんだなと感じました」とコメント。JFLで10位に終わった悔しさをにじませつつ、新たな挑戦への意欲を示していた。

 齋藤は、俊敏性とテクニックを兼ね備えた攻撃的な選手だが、身長164cm・体重59kgというサイズはプロの舞台で戦うには気になるところだ。それでも、まだ21歳という若さを考えれば、伸びしろは十分にあるはずで、今後の成長に期待は十分持てるだろう。

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