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もう4月なのに…。いまだ無所属の日本人選手6人。今後どうなる? サッカー日本代表クラスの大物も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 明治安田Jリーグの2025シーズンが開幕して、およそ2カ月が経過した。各クラブがそれぞれの目標に向けて序盤戦をたたかうなか、いまだ移籍先が決まらず、フリーの状態が続いている選手も少なくない。今回は、そうした中から新天地が発表されていない実力派の日本人選手を紹介する。※情報は2025年4月6日時点。データは『Transfermarkt』を参照。

GK:中村航輔(なかむら・こうすけ)

中村航輔
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年2月27日(30歳)
最終所属クラブ:ポルティモネンセ(ポルトガル)
24/25リーグ戦成績:3試合6失点

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 中村航輔は今年1月、ポルトガルのポルティモネンセとの契約を解除し、現在もフリーの状態が続いている。

 小学5年生で柏レイソルの育成組織に加わった中村は、2013年にトップチーム昇格。2015年には当時J2だったアビスパ福岡への期限付き移籍を経験したが、復帰した2016シーズンより柏の正GKに定着した。翌2017シーズンにはリーグ戦全試合にフル出場し、12月には22歳でサッカー日本代表デビューも果たした。

 その後も日本屈指のGKとして活躍を続けると、2021年1月からポルティモネンセに加入した。ヨーロッパ2年目の2022/23シーズンはレギュラーとしてリーグ戦30試合に出場、3年目の23/24シーズンは負傷離脱からポジションを失う時期はあったが、リーグ戦20試合に出場。鋭い反応と安定したセーブ力でゴールを守った。

 だが、クラブが2部に降格した今シーズンは序盤の3試合に出場後、9月28日のペナフィエル戦で負傷し途中交代。以後は出場機会を失い、今年1月に契約を解除した。

 実績と経験を兼ね備えた中村であれば、移籍先がすぐに決まってもおかしくない。GKにとって30歳はまだ十分にピークの年齢であり、獲得に動くクラブが現れる可能性は高い。

 2023年以降は日本代表から遠ざかっているが、出場機会を求めてポルティモネンセを離れた経緯を踏まえれば、次のチームでは即戦力としての起用を望んでいるはず。プレーの場を確保し、再びキャリアを軌道に乗せる選択が求められている。

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