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明治安田J2リーグの第8節、ジェフユナイテッド千葉対水戸ホーリーホックは2-1でジェフ千葉が勝利した。この試合でゴラッソを決めた髙橋壱晟は、2023シーズンから戦いの場を右サイドバックに移していた。誰よりも早くその才能を見抜いていた小林慶行監督の決断に、狂いはなかったと髙橋本人が証明し続ける。(取材・文:石田達也)
公式戦の連敗を止めたいジェフ千葉
ジェフユナイテッド千葉は、ホームで水戸ホーリホックと戦い2-1で勝利した。
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リーグ戦6連勝で迎えたYBCルヴァンカップ1回戦ではカターレ富山に2-4で敗戦。前節のジュビロ磐田戦では0-1で敗れ公式戦2連敗。これまでの勢いをしぼませないためにも、そしてリーグ首位堅持のためにも「自分たちにとっては大一番」(小林慶行監督)と位置付けるほど負けられない一戦でもあった。
髙橋壱晟は「ずっと勝ち続けることができないことは、みんな分かっていたと思いますし、その中での1敗だったので、そこから這い上がれるか。公式戦では2連敗ですけど、そこは関係ないぐらい、次の試合に懸けていきたいと思います」と、この試合への意気込みを語っていた。
結果だけが必要な大一番では先制点がものを言う。それを背番号2が体現して見せた。
水戸の攻撃に対し、ミドルブロックを組みカウンターで対抗するなか、24分、コーナーキックのこぼれ球を髙橋が拾うと、「ここだ!」とばかりに、ゴール前約25メートルの位置から弾んだボールを抑え右足を一閃。
放たれたボールは勢いよく一直線にゴール左上隅へと突き刺さった。チームメイトも思わず「やばい」と口にしていたほどのスーペルゴラッソだった。
得点後はベンチへと走り、選手やスタッフ、そして攻撃時のセットプレーを担当する大和田真史コーチらと喜びを分かち合っていた。
髙橋は得点を振り返り、次のように言う。