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明治安田J1リーグは第9節まで終了したが、各クラブには未だ試合で起用されていない選手も存在する。7月7日から始まる「夏の移籍ウインドー」(第2登録期間)は、彼らにとって出場機会を確保するための“決断の時”になるかもしれない。そこで今回は、今シーズンのJ1でまだ出番が無く、この夏に移籍を視野に入れるべき選手を紹介する。
※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。情報は4月8日時点。
DF:根本健太(ねもと・けんた)
生年月日:2002年12月13日(22歳)
所属クラブ:浦和レッズ
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無名に近い存在から年代別サッカー日本代表へ…。急激な台頭を見せた根本健太だが、トップレベルの舞台ではまだ出場機会を得られていない。
現在22歳の根本は、東京学館高校出身。高校サッカー界では「スター選手」ではなく、全国大会への出場経験もなければ、年代別代表への招集歴もなかった。しかし、進学先の流通経済大学で抜群の身体能力と秘めたポテンシャルが開花し、一躍スターダムを駆け上がることになる。
身長184cmと恵まれた体格を持ち、空中戦にめっぽう強い。ヘディングの打点の高さは驚異的で、そのフィジカルを活かした粘り強い守備で、相手フォワードに地上でも空中でも自由を与えない。
加えて、貴重な左利きのセンターバックであることも、評価を高めた要因のひとつだ。左足から繰り出される鋭いロングフィードは、攻撃の起点として機能する。
急成長を遂げた根本は、大学3年時にU-22日本代表に選出。瞬く間に大学サッカー屈指のディフェンダーに成長し、このオフに浦和レッズに加入した。
とはいえ、飛ぶ鳥を落とす勢いで駆け上がってきた根本であっても、J1クラブでの競争を勝ち抜くのは容易ではない。浦和にはマリウス・ホイブラーテンをはじめ、強力なライバルが揃っている。即戦力としての期待もあったが、今季はここまで公式戦で出番は与えられていない。
一皮むけるためには、この夏に出場機会を求めて動くことが必要かもしれない。
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