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Jリーグ 1週間前

ベガルタ仙台でゴールを重ねるため、宮崎鴻は要求する。「名願斗哉だったら…」「競り勝っているのになんで…」【コラム】

シリーズ:コラム text by 小林健志 photo by Getty Images

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 2試合連続となる1-0での勝利で、ベガルタ仙台は6位に浮上した。いずれの得点にも絡んだのは、宮崎鴻である。パワフルなプレーでゴールに絡む宮崎は、仙台でゴールを重ねるためには、味方への要求もいとわない。そんな大型ストライカーの姿勢と日々の努力に注目したい。(取材・文:小林健志)

輝く大型ストライカー「もっと喜んでいたかったんですけど…」

宮崎
【写真:Getty Images】

 今季栃木SCからベガルタ仙台に完全移籍加入したFW宮崎鴻。恵まれた体格、長身を生かした競り合いの強さが魅力のストライカーが、本領を発揮し始めている。

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 開幕から2試合先発出場が続いていたが、ゴールを決めることができず、第3節大分トリニータ戦以降は途中出場が続く形となっていたが、途中出場で結果を出し始める。

 3月16日J2第5節水戸ホーリーホック戦は、水戸に2失点を喫し、1点を返すも終盤まで1点ビハインドの状況。78分に投入された宮崎はアディショナルタイムに入った90+3分ゴール前で混戦となった中、ヘディングシュートを決めて2-2の引き分けとした。

 移籍後初ゴールとなったこのゴールについて宮崎は「すごく嬉しくて、もっと喜んでいたかったんですけど、まだ時間があったのですぐ戻んなきゃいけない。戻れ戻れって言われてたので、すぐ切り替えて3点目を取りに行きました」とゴールを決めた喜びを感じつつも、すぐに気持ちを切り替えていたという。

「交代選手次第で状況が変わってきますし、今季はまだ後から入っていく選手がギアチェンジしていくことができていなかったので、そういう意味でもすごい重要な1点にもなったし、やっぱり個人的にもしっかり結果を出したことがすごく嬉しく感じました。正直ほっとしましたね。FWなのにやっぱりここまで1ゴールもなかったので。

 多分どのFWも分かると思うんですけど、最初の1点を決める作業が一番プレッシャーがかかる。そこは乗り越えられたので、あとはしっかり結果を積み重ねていけるようにしていきたいです」

 途中交代でチームを助けるプレーができたこと、そして何より移籍後初ゴールを決められたことに安堵の表情を浮かべていた。

 途中出場が続いた宮崎だったが、先発出場と比べると難しさを感じる部分があったという。

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