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Jリーグが誕生してから30年以上が過ぎ、各クラブは後世に語り継がれるような戦いの歴史を紡いできた。戦績が積み重なると、自然と「得意なクラブ」「苦手なクラブ」という傾向が表れてくる。そこで今回は、名古屋グランパスにフォーカス。各チームとの通算対戦成績から1試合あたりの平均獲得勝ち点を算出したJ1相性ランキングを紹介する。
※通算対戦成績は『J.LEAGUE Data Site』を参照。現行ルールに合わせて、勝ち(Vゴール含む)=勝ち点3、引き分け=勝ち点1、負け=勝ち点0で計算。並んだ場合は1:勝利数、2:得失点差、3:総得点で順位を決定(対戦が通算10試合未満のチームは除外する)。データは1993~2024シーズンまでのJ1リーグに限る。
5位:東京ヴェルディ
平均勝ち点:1.3
J1通算対戦成績:36試合14勝4分18敗
得失点:56得点63失点
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いまとなってはあまり印象にないかもしれないが、名古屋グランパスは東京ヴェルディ(ヴェルディ川崎時代を含む)との対戦を苦手としている。ここまでJ1では36試合を戦って、名古屋が14勝4分18敗と負け越している状況だ。
Jリーグ草創期を、両クラブは対照的なかたちで過ごした。J元年の1993年は2ステージ制だったため、リーグ戦で4度対戦したが、結果は名古屋の1勝3敗。5得点11失点と実力の差を見せつけられた。ヴェルディがリーグ初代王者に輝くなど、当時を輝かしい成績で彩った一方で、名古屋は「Jリーグのお荷物」と揶揄されるほど低迷した。
その後もなかなか勝てなかった名古屋だが、2000年代になると五分五分に近い成績にまで持ち直す。2000シーズンから2002シーズンの1stステージまでの5試合では4勝1分とヴェルディ戦を得意としていた。ただ、近年はヴェルディがJ2に所属していたこともあって、あまり対戦しておらず、J1における対戦成績のほとんどが2008年以前の試合となっている。
しかし、一昨季にヴェルディがJ1昇格を決めたことで、両クラブは再び同じ舞台で相まみえることに。昨季のリーグ戦ではお互いに1勝ずつと譲らず、ランキングには反映されていないが、今季は3月に行われた第6節で名古屋が1-2で敗れている。
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