3位:サガン鳥栖
平均勝ち点:1.2
J1通算対戦成績:24試合7勝8分9敗
得失点:26得点24失点
名古屋グランパスのワースト相性ランキング4位には、サガン鳥栖が入った。J1における対戦数は24試合とそこまで多くはないが、その内訳は7勝8分9敗と苦戦を強いられている。
なぜ名古屋は鳥栖に勝てないのか。その要因には、現在チームを率いる長谷川健太監督が鳥栖戦を“大の苦手”としていることが挙げられるだろう。
長谷川監督就任以前の名古屋は、鳥栖との相性がそこまで悪くなかった。鳥栖がJ1に初昇格した2012シーズン以降、両チームは勝ったり負けたりを繰り返している。
だが、2022シーズンに長谷川監督が就任すると、名古屋は鳥栖に全くと言っていいほど歯が立たなくなってしまう。
長谷川監督にとっては前任のFC東京時代から相性の悪い難敵だ。FC東京では2018年から2021年までの4シーズンで鳥栖とリーグ戦で8回対戦。その対戦成績は1勝2分5敗と、煮え湯を飲まされ続けてきた。
2022年から名古屋の監督となっても苦手意識は払拭できず、ここまでリーグ戦では8試合を戦って1勝3分4敗と負け越している。
しかし、今季は異なるディビジョンで戦うことになったため、少なくともリーグ戦で対戦することは無くなった。鳥栖相手に結果を残せていない長谷川監督にとっては、ありがたい話かもしれない。
