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Jリーグ 8か月前

名古屋グランパスの苦手クラブは? J1ワースト相性ランキング1〜5位。何度も“天敵”として立ちはだかったのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

2位:鹿島アントラーズ


【写真:Getty Images】

平均勝ち点:1.1
J1通算対戦成績:68試合24勝6分38敗
得失点:85得点123失点

 名古屋グランパスの因縁の相手として鹿島アントラーズを思い浮かべる人も多いだろう。

 これまでに名古屋は鹿島とJ1で68回対戦している。ともにJリーグ創設当時から存在する「オリジナル10」クラブということもあって、この対戦数は今回のランキング上位5クラブのなかで最多だ。

 両クラブがJ1で最初に対戦したのは、Jリーグ元年となった1993年の開幕戦のことだ。当時の名古屋には元イングランド代表ゲーリー・リネカー、鹿島には元ブラジル代表ジーコが在籍しており、欧州と南米のスター選手が日本で激突するということで大きな注目を集めた。

 試合は誰もが予想しなかった結果で幕を閉じた。名古屋はリネカーのゴールがオフサイドによって取り消されるなど攻撃陣が沈黙。一方の守備面では、ジーコのハットトリックを含む5失点を喫し大敗した。結果論ではあるが、鹿島が「常勝軍団」としての歴史を歩み始めるきっかけを作ってしまった。

 ここから苦手意識が生まれてしまったのか、その後も名古屋はなかなか鹿島戦で結果を残せず。ここまでの対戦成績は、24勝6分38敗と10試合以上負け越している。

 直近の対戦に目を向けると、昨季は第1節と第36節で対戦したが、それぞれ0-3、0-0と苦しめられた。リーグ創設からチームの根底に植え付けられてしまった苦手意識は、いまだ払拭できていないように映る。

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