1位:川崎フロンターレ
平均勝ち点:0.9
J1通算対戦成績:40試合10勝7分23敗
得失点:44得点72失点
名古屋グランパスのJ1ワースト相性ランキング1位は、川崎フロンターレとなった。
自然界とは立場が逆転して、まるでイルカがシャチを捕食するかのような関係が続いている。名古屋は、川崎と昨季までにリーグ戦で40回対戦しているが、その平均勝ち点は0.9とかなり低い。2005シーズンの第27節から2010シーズンの第19節までは一度も勝てなかった。。
新しいところでは、2021シーズンの直接対決が印象に残っている人も多いのではないか。珍しくリーグ戦で同じ相手と連続で戦う日程となり、4月29日と5月4日に名古屋と川崎が対戦した。
当時の名古屋は9勝2分1敗でリーグ2位につけており、マッシモ・フィッカデンティ監督のもとでリーグ屈指の堅守を誇っていた。一方の川崎はレアンドロ・ダミアンや三笘薫といったタレントを存分に生かした攻撃力でリーグ首位に立っており、この2連戦は優勝争いに直結する大一番だった。
矛と盾の対決として注目を集めたが、いざ蓋を開けてみると1戦目は0-4、2戦目は2-3と名古屋は堅守が崩壊し2連敗。川崎の進撃を止めることは叶わず、調子を崩された名古屋はそのまま優勝争いから脱落してしまった。
その後の3シーズンでは3勝2分1敗とそこまで悪い対戦成績ではないが、今季は川崎のホームで迎えた第1節で0-4の大敗。力の差を見せつけられた。4発を食らった名古屋は、2021シーズンを思い出したかのようにリーグ戦で勝利が遠ざかっており、現在はリーグ最下位に転落するなど絶不調である。
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