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明治安田Jリーグでは、様々な特徴を持つ選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化することは極めて困難だが、それを承知の上で、プレースタイルなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。今回は、センターバックを本職とするJリーガーの能力値ランキングを紹介する。(選定・文:河治良幸)
5位:岡村大八(おかむら・だいはち)
生年月日:1997年2月15日
所属クラブ:FC町田ゼルビア
能力値:81(攻撃力75、テクニック70、スピード85、パワー90、守備力85)
スペシャリティ(特殊能力):タイトなマンツーマン
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フィジカル的な強さは目に付くレベルにあり、球際の強さはプロデビューしたザスパクサツ群馬(現・ザスパ群馬)の時から目立っていた。北海道コンサドーレ札幌ではミハイロ・ペトロヴィッチ監督のもと、3バックの中央でマンツーマンのディフェンスを支えたことで、1対1で決して負けないメンタリティとイレギュラーな状況に対応する能力の両方が身に付いている。
現在のFC町田ゼルビアでは、同じ3バックといっても守り方に違いはあるが、幅広いカバーリングと前に出てのボール奪取で持ち前の強さを発揮しており、直接ボールを奪えばそのままチャンスの起点になることも。隙あればオーバーラップからそのままフィニッシュに関わる攻撃参加も魅力だ。
アグレッシブな守備意識が裏目に出ることもあるが、常に強気のメンタルを押し出すタイプで、もし早い時間に失点しても下を向かずに、チームに良い流れをもたらそうとする。
前橋育英高校出身の選手らしく、センターバックとしてはかなり足元の技術も高く、ビルドアップのミスは非常に少ない。ロングボールが多い町田でも、岡村が最終ラインに加わったことで、グラウンダーのパスを使った攻撃がオプションになっているのはチームにも大きなメリットだ。
札幌時代から日の丸というのは目標として語っており、ここからのパフォーマンスでE-1選手権の招集に繋げられるか注目だ。
