3位:高井幸大(たかい・こうた)
生年月日:2004年9月4日
所属クラブ:川崎フロンターレ
能力値:82(攻撃力80、テクニック85、スピード80、パワー85、守備力80)
スペシャリティ(特殊能力):効果的な攻め上がり
昨年のパリオリンピック(パリ五輪)で最終ラインの主力を担い、若くして“森保ジャパン”に名を連ねる、今最も期待の若手センターバックだ。
192cmのサイズながら機動力が高く、カバー範囲の広さと危険なポイントに入る能力はJリーグのトップクラスのセンターバックの中でも特筆するべきレベル。普通なら届かないような距離のスペースで相手アタッカーより早くボールに触ったり、先に触られても十分な形でシュートを打たせないなど、粘り強さも伴っている。
一方で、守備のコンタクトプレーに関しては有利にありながらファウルになってしまうシーンもしばしばあり、さらに伸ばせる要素と考えられるが、ここ最近の急速な成長を見ると不安要素と言うまでではないだろう。
高井幸大のスペシャリティとも言えるのがビルドアップであり、ワンタッチ、ツータッチの正確なパスはもちろん、できる限り高い位置まで持ち上がって、危険なところに縦パスを刺していくプレーはすでにJリーグで1、2を争うレベルだ。リーダーシップは高井自身もサッカー日本代表での経験などを通して高まっているように見える要素で、苦しい状況で周りを鼓舞するシーンも目立つようになってきている。
