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明治安田J2リーグの第12節、ジュビロ磐田対レノファ山口FCは0-1で山口が勝利した。この試合で決勝点を決めた山本桜大は、前節から2試合連続ゴールと好調な様子を見せてくれている。その要因は、監督を含む周りの声などに耳を傾けながらも、そこに流されすぎない、芯の強さにあるのかもしれない。(取材・文:河治良幸)
流れを引き寄せた見事な交代策

【写真:Getty Images】
レノファ山口FCはジュビロ磐田とヤマハスタジアムで対戦し、66分にあげた山本桜大の2試合連続となるゴールを守り切り、リーグ戦では3月2日の北海道コンサドーレ札幌戦以来となる勝利を飾った。
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前半は相手のポゼッションを分析したハイプレスに緩急ある攻撃で優位に立ち、チャンス数とボール支配率の両方で磐田を上回った。
後半はスタートから磐田が盛り返したが、苦しくなりかけたところで志垣良監督は中盤の2枚替え(末永透瑛→横山塁、三沢直人→成岡輝瑠)を行ってチームの攻撃を活性化させた。山本のゴールはその流れから生まれたものだ。
「チームとしても勝ちが欲しかった試合で、自分のゴールで勝てたことはすごく嬉しいなと思います」と山本は振り返る。
「前半はすごくうまくいっていて、そこでゴールを決められたら良かったですけど。後半は押し込まれる展開も続いた中で、自分的にはすごい我慢して、いつでも攻撃でパワー出せるように意識しながら守備をしていた。
交代の2枚が入った時に、流れがぐんと変わったのが分かったので、そこでもう1個ギアを上げていったところで点が取れた」