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Jリーグ 2か月前

「最初は苦しかった」荒木駿太はベガルタ仙台で受け入れられ、喜びを感じる。ついに迎えた節目に「少し泣きそうに」【コラム】

シリーズ:コラム text by 小林健志

「少し泣きそうに」荒木駿太の心に響いたもの

「みんながつないでくれたボールが自分のところに来て、ちょっと危なかったですけど、ゴールが飛び出したので良かった」。前述のゴールの振り返りのコメントでも、自分のところまでボールをつないでくれた選手を称えるコメントが多かったが、誰よりもチームのために献身的に戦いながら、仲間たちへの敬意を忘れないからこそ、チームメイトからたくさんの祝福を受けたのかもしれない。

 そしてずっと荒木を応援してくれたサポーターがゴールに喜びを爆発させたことに対しても「あれだけ喜んでくれてたので嬉しかったですし、なんか、ホッとした気持ちだったので、少し泣きそうにはなりました。心に響いてきたと言うか、やっぱりずっと期待してくれていたので、やっとファン・サポーターに恩返しをできたなと思います」と心の底からの感謝の気持ちを口にした。

 チームのために、そしてサポーターのために毎試合誰よりも献身的にハードワークする。そうした姿勢が見えるからこそ、荒木駿太は監督・スタッフ、チームメイト、サポーター、仙台に関わる全ての人たちから愛される存在となっているのだろう。ようやく初ゴールが決まり、ここからのゴール量産にも大いに期待がかかる。

(取材・文:小林健志)
 
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