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Jリーグ 2週間前

ジェフ千葉は「そういうチームなんで」品田愛斗の言葉に悲壮感はない。なぜなら…。「初めて見た人もいると思うが…」【コラム】

シリーズ:コラム text by 石田達也 photo by Getty Images

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 明治安田J2リーグの第14節、ジェフユナイテッド千葉対RB大宮アルディージャは大宮が1-2で勝利した。独走状態に陰りが見え始めた千葉は、これでリーグ戦3試合勝利なし。それでも、チームで下を向いている選手は一人もいない。品田愛斗の言葉からは、今シーズンのチームの雰囲気の良さが伝わってくる。(取材・文:石田達也)

「(お互いの)やりたいことが出会った試合」

品田愛斗
【写真:Getty Images】

「今日は、お互いが狙っていたことを出し合った試合。デザインされたセットプレーからの失点もそうだし、カウンターからの失点も相手の武器だと思います。自分たちが狙われるポイントでもあった。逆に相手の立ち位置を把握して前進していくことが、今シーズン、一番チームとしてできたと思うので、(お互いの)やりたいことが“出会った”試合だと思います」と品田愛斗は振り返った。

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 4万9,991人の大観衆が足を運んで行われた聖地・国立競技場での上位対決。首位のジェフユナイテッド千葉と3位のRB大宮アルディージャとの熱戦は、53分のオウンゴールが決勝点となり1-2で千葉が敗れた。

 5分に大宮が試合を動かす。ニアでボールを受けた杉本健勇が中央にボールを流すと、待ち構えていた豊川雄太に右足を振り抜かれて失点。そのコーナーキックは、デザインされたものだった。

 しかし、その後に主導権を握る千葉は、中盤の品田愛斗を起点に長短のパスを配給し的確なビルドアップでボールを前進させていく。

 すると23分、左サイドハーフの椿直起のスルーパスに、左サイドバックの前貴之が抜け出しクロスを上げると、ゴール前に飛び込んだ石川大地がヘディングで合わせ同点。国立競技場のスタンドは大きく揺れた。
 

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