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スタジアムでの観戦スタイルが多様化するなか、Jリーグ各クラブはファンのニーズに応じた座席づくりを進めている。個室型のVIP席やピッチ間近の臨場感あふれるシート、家族連れや小さな子ども向けの設計など、その工夫は実に多彩だ。今回は、J1からJ3まで全クラブを対象に「座席種類数」の多いクラブをランキング形式で紹介する。※座席種類は各クラブの公式サイトを参照
10位:浦和レッズ、東京ヴェルディ、ベガルタ仙台

【写真:Getty Images】
座席種類数:19
本拠地:埼玉スタジアム2002(浦和レッズ)
本拠地:東京ヴェルディ(味の素スタジアム)
本拠地:ユアテックスタジアム仙台(ベガルタ仙台)
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スタジアムの座席バリエーションで10位タイに並んだのは、J1の浦和レッズ、東京ヴェルディ、そしてJ2のベガルタ仙台の3クラブ。いずれも19種類の席種を用意しており、スタジアムでの観戦スタイルの多様化に積極的に取り組んでいる。
Jリーグ屈指の集客力を誇る浦和は、本拠地「埼玉スタジアム2002」に熱狂的なサポーターが集まるゴール裏以外にも多彩な座席を設けている。
そのなかでも「ウェルカムシート」は、初観戦者向けの席で、専任コンシェルジュが観戦体験をサポートしてくれるというユニークな仕組みが魅力だ。“レッズサポ”の熱量に圧倒されそうな人でも、安心してスタジアムデビューができる。
ヴェルディの本拠地「味の素スタジアム」は、特にメインスタンド側で席種が細かく分かれており、「メインペア指定席」や「SS指定席」はピッチとの距離が近く、より臨場感を楽しめる。
「ピッチサイドシート」は多くのクラブで導入されているが、ヴェルディではアウェイサポーター用に「ピッチサイドシートビジター」を設定しており、相手チームのファンにも特別な体験を提供している。
「ユアテックスタジアム仙台」の大規模改修により、シーズン途中まで「キューアンドエースタジアムみやぎ」で試合を開催しているベガルタ仙台も、多彩な観戦体験を提供。「エキサイティングシート」は販売試合が限られるが、ピッチレベルでの観戦が可能で、非日常感のある試合体験を楽しめる。