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Jリーグ 7か月前

最も豊富なのは? Jリーグスタジアム、座席種類数ランキング1〜10位。多種多様な客席でファンを歓迎するクラブは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

8位:モンテディオ山形

モンテディオ山形
【写真:Getty Images】

座席種類数:21
本拠地:NDソフトスタジアム山形

 モンテディオ山形は「NDソフトスタジアム山形(NDスタ)」を本拠地とし、21種類の座席を用意している。J2クラブの中では最多のバリエーションを誇り、8位にランクインした。

 特に座席種が豊富なのはメインスタンドで、「ペアシート」や「グループシート」など家族や友人と楽しめる席が充実。グループシートは3人、4人、6人と人数に応じて選べる設計になっている。

 上位グレードの席である「SS++指定席」「SS+指定席」は高さ41cmの背もたれ付き座席に加え、限定デザインのチケットやソフトドリンク無料券、観戦グッズの貸し出しなど、特典も満載だ。

 ユニークな体験ができるのはピッチレベルの「エキサイティングゴールシート」や「ピッチサイドシート」。特に前者は、山形が攻めるゴール裏で試合を観られる特等席で、相手陣地での攻防を目の前で体感できる。ハーフタイムには反対側へ移動する形式も珍しい席種だ。

 NDスタは陸上競技場を兼ねたスタジアムでトラックもあるため、サッカー専用スタジアムに比べてピッチとの間に一定の距離がある。だからこそ、こうした臨場感のある席の価値が際立っている。

 山形は2023シーズンの1試合平均動員数が8318人だったが、2024シーズンと今シーズンは平均1万人超を維持している。2028年夏には新スタジアムの開業が予定されており、現行の多様な観戦スタイルがどう進化していくのかにも注目が集まる。

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