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Jリーグ 7か月前

最も豊富なのは? Jリーグスタジアム、座席種類数ランキング1〜10位。多種多様な客席でファンを歓迎するクラブは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

4位タイ:川崎フロンターレ

川崎フロンターレ
【写真:Getty Images】

座席種類数:24
本拠地:Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu

 Jリーグでスタジアムの座席種数が4番目に多いのは、「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(U等々力)」を本拠地とする川崎フロンターレだ。

 収容人数2万6827人のU等々力は、今シーズンのリーグ戦すべてで2万人以上を動員。2024シーズンの平均観客数も2万1076人と安定しており、席種を問わず高い人気を誇る。

 一般的な席に加えて、メインスタンドにはバラエティに富んだ観戦スタイルがそろう。ペアシートやグループシートに加え、「セブンイレブン ピッチサイドシート」ではピッチレベルで観戦可能だ。

 さらに「THERMOS パーティーシート」では同社のオリジナルグッズが配布され、「ごちクル グループシート6」では専用のケータリングが振る舞われるなど、スポンサーと連携したユニークなサービスも多い。

「Yu Visionペアシート」では視覚障害のある方に向けた機器の貸し出しも行っており、バリアフリー対応にも積極的で、誰にでも開かれた観戦体験を提供している。SDGsへの取り組みを掲げる会社と連係した席なだけあって、多くの人に開かれた設計が印象的だ。

 さらにU等々力では、2029年度までに収容人数を3万5000人へと増やす改修計画が進行中。「ゼロタッチ席」と呼ばれる、ピッチと観客席の距離を限りなく縮めた臨場感のある新席種も導入予定で、今後ますます多彩な観戦スタイルが楽しめるスタジアムへと進化していきそうだ。

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